外構づくりには、家族の性格や気持ちかあらわれます。
だからこそ、一家のライフスタイルをじっくり考えて進める必要があります。
 

たいせつなのは「何がしたいか」
外構をつくるにあたっての希望は、人それぞれです。植物を育てたい、ペットと暮らしたい、子供を土にふれさせながら遊ばせたい、部屋から眺めて楽しめる庭にしたい、ガーデンファニチャーを置いて友人とパーティーしたり、話を楽しみたい・・・など、庭や住まいの建物まわりでしたいこと、できることはたくさんあります。
美しく庭をまとめあげても、あとから「やっぱりこうしたい」という考えが浮かんだら、やり直しもたいへんです。ですから「何を外構、庭に求めるか」を明確にすることが大切です。
 
<外構・庭へのニーズ例>
●家の外ではどんなことをしたいのか
・体日は庭でブランチをしたい
・木漏れ日の下で読書したい
・ぺットのお家を雨に濡れないようにしたい
・家の中から庭を眺められるようにしたい
・アプローチの段差に手摺をつけたい
・洗たく物の干し場を多くとりたい
・家族がくつろげるデッキスぺースが欲しい
・バーベキューができる炉を設置したい
・日なたぼっこができるテラスが欲しい

・灯篭を置いて和風の落ちつけるスペースをつくりたい
・敷地は限られているけれど、駐車場もデッキもゆずりたくない
・プライベート・カフェのようなオープン空間が欲しい
・うるおいある庭にはやはり"水"がほしい など
●外構に配置する植栽には何を選ぶか
・家まわりをバラで包みたい
・盆栽を置けるようにしたい
・隣から見えないようにつる性植物で覆いたい
・四季の変化を楽しめる草花を敷きつめたい など
●車の台数や自転車、バイクなどの置場所など
・3台まとめて車を守るカーポートをつけたい
・車は1台でも自転車がいつぱい。全部雨に濡らしたくない
・縦長の駐車スペースに2台車を置きたい
・スクーターと自転車を置きたい など
●庭に置きたいもの
・テーブル、チェア、パラソル など
 

「家族のこと」「住まう人の年齢」を考えたイメージを
何よりも大切なこと、それは、まず、家族のみんなが生活しやすい、便利な空間であることです。
お父さんの休日、お母さんの毎日の家事や、庭のお手入れ。子供たちの成長・教育、そしてご高齢の方がいらっしゃればバリアフリーなど、住まう人によって「したい」ニーズは違います。
ご家族全員の使い勝手の良い外構、庭を考えます。
 
お子様が小さい頃は、砂場などの遊び場に。ご成長とともに、眺めるお庭として作り変えるという工夫もアイデアです。 毎日のことですから、人に対するやさしさも考慮。手すりや照明を付けるなどの工夫も必要です。
お母さんはガ一デニングがしたい、お父さんは日曜大工がしたいなど、個人の趣味も考えてあげたいものです。
 

優先順位を決める事が必要
「何がしたい」「こうありたい」としうイメージは、数えきれないほどあります。
ご家族の声をまとめて、これだけはという部分のイメージを、優先順位を決めながら明確にします。
そうした後で、お施主様が抱くイメージを反映させたプランニングをすすめていきます。