外構のスタイルを決めるには、当然建物との相性も考えなけれはなりません。
外構と建物を調和させることで、住まいに美しさが、暮らしに豊かさが添えられます。

建物と合わせて全体のイメージを

建られた住宅のデザインスタイルは多種多様です。
またデザインにお施主様のイメージが反映されているのは当然です。その建物に外構部分を加えて、抱かれているイメージが完成します。
その全体イメージとこれまでの「したい」像と合わせてつかむ必要があります。
代表的なトータルデザインを下に挙げてみました。
 

和洋折衷

和と洋のイメージを合わせもつ、現代的で調和のとれたスタイルです。

 

 

和風

日本の住まいの伝統を受け継いだ、落ち着いた趣のあるスタイルです。

 

洋風

     
モダンスタイル   英国風スタイル

 

カントリー風スタイル   南欧風スタイル

 

 
建物を活かす表情演出を
抱かれるイメージを具現化させるためには、色彩も重要な要素です。
建物や塀との調和は当然ですが、街並みなど、周辺の環境への配慮も大切です。
時を重ねても飽きのこない表情づくりを考えましよう。
同じデザインでも材質により、大きくイメージが変わることも覚えておきましょう。
 
コーディネイト例
建物と塀の色を一体とした
同一型のスタイル
コントラストを活かして
アクセントを付けたスタイル
建物の壁と外まわりを同系色で組み合わせることで、一体感や統一感、落ち着きのある表情を演出できます。敷地が狭い場合や、外からの視線を遮る必要性の高い、外構計画をイメージしている場合に適しています。 塀と門扉の色合いに差をつければ、生き生きとしに表情を演出できます。アクセントをつけるために全体を2〜3色以内に抑えることで、色彩バランスのとれた門まわりに仕上がります。

 
建物と外まわりとのカラーコーディネイトでは、実際にできてから「あれ?」と思われる失敗もあります。
イメージ画像やカタログ写真と、実際のイメージは多少異なったりします。
素材サンプルやカラーサンプルで確認することが大切です。