駐車スペースの確保
駐車スぺースをつくることは、門まわりやアプローチといった出入口の他に、車の出入口をつくるということ。ひとつの敷地の中lこ2つの出入口を設けるわけですから、効率的なスぺースのとり方が大切です。
基本的なスペースのとり方は、
と
の2種類。
1・独立タイプ
人と車の出入りを完全に分離。アプローチ部分を住まいの全体イメージに合わせて演出し、庭との一体感をつくります。
住まい全体にゆとりを演出できます。
2・アプローチ共用タイプ
(1)アプローチと平行に駐車スぺースを設置すると、前庭に奥行き感を与えます。道路から少し奥まったところに門扉を設け、視覚的な広がりを演出することができます。
(2)アプローチと垂直関係に駐車スぺースを設け、アプローチとの一体感を表現。駐車していないときは、門まわりの空間に広がりを与えることができ、より高級感のある雰囲気が生まれます。
車の大きさや台数、前面道路との関係を考慮し、駐車しやすいスペースを確保します。
1・道路と垂直に位置
3・道路に対して斜めに位置
2・道路と平行に位置
車の回転半径による前面道路幅と
車庫間口の関係