駐車スペースのスタイルを選択
 
駐車スぺースのスタイルは、お施主様の使い勝手や、その土地の気候によって異なってきます。
スタイルには、建物内に組み込む(ビルドイン型)場合と屋外に設ける場合があります。
 
1・ビルドイン型

建物に駐車場が組み込まれたタイプ。
ガレージとして使え、生活収納機能も充実します。
 
2・オープンスペース型

駐車スペースに屋根も壁も設けないオープンタイプ。
オープンスペースで表情をつくりやすいのですが、地面をコンクリートにしてしまうと無機質な表情になりやすいので、駐車していない場合の外観に工夫が必要です。
 
3・カーポート型

屋根で支えたセミオープンの空間をつくりあげます。雨や雪、風から車を守る機能を保有している駐車スペースの定番のスタイルです。最近はデサインはもちろん積雪対策など種類も豊富なため、好みや気候を考慮した選択が可能です。
 
カーポートを使った駐車スペース
 
何故、カーポート?
 
風の強い日には、ほこりによる汚れを、また、雨や雪のには、金属部分のサビを防ぎ、本体塗装を保護します。さらに、夏の暑い日には、直射日光をカットし、車内の温度が急激に上昇することを防止します。

 

 
   
 
 

カーポートの選び方

 
カーポートと一概に言っても、デザインや台数、色によって種類は様々。また、お住まいの地域の気候もカーポート選びに大事な要素となります。住まい全体のバランスと地域性を含め適切な力ーポー卜選びをしましょう。
 
 
片側支持タイプ 片側上吊タイプ 両側支持タイプ 特殊支持タイプ
ドアの開閉の時も、柱が邪魔にならない定番タイプ。   屋根の下に開放感を与えるスタイリッシュなデザイン。   デザイン、機能ともに安定感をもったスタイル。   より高い強度と後部柱を採用した斬新なトラス構造タイプ。
 
 
1台用 1台用+1.4m
基本セット 基本+ハーフセット
必要スペース12〜16u程度 必要スペース16〜22u程度
 
2台用並列 スぺースの取り方とデザインで選ぶことが可能 2台用縦列
M合掌セット 横(2)連棟セット Y合掌セット 縦(2)連棟セット
必要スペース
24〜34u程度
必要スペース
24〜34u程度
必要スペース
24〜34u程度
必要スペース
24〜35u程度
3台用 4台用
基本セット 縦(2)・横(2)連棟セット
必要スペース 41u程度 必要スペース45〜62u程度
 
 
Yブロンズ ブラウン Yホワイト カーム
ブラック
グレイ カーム
ステン

※商品により、対応カラーは異なります。

 
 
日本は国土の52%が豪雪地域とされています。
カーポートを選ぶときは、地域の雪質と屋根の上に積もる雪の量、雪下ろしをする頻度を考慮
しましょう。
積雪分布図
       積雪 10〜 50cm
       積雪 50〜100cm
       積雪 100〜200cm
       積雪 200cm以上
※1901年〜1970年の70年間における最深積雪の平均値より木下誠一氏著「理科年表読本/雪の話・氷の話」丸善(株)より

一般地域

積雪地域

積雪 20cm 50cm 60cm 75cm 80cm 100cm 150cm
対荷重
性能
600N/u 1500N/u 1800N/u 1500N/u 2400N/u 3000N/u 4500N/u
 
 
アクリル樹脂版
ポリカーボネート板
スチール折板 アルミ形材 波板(別途市販品)
軽く採光性に優れ、劣化を押さえたポピュラーな素材です。特にポリカーボネート板は衝撃に対する耐久性と耐火性が高い性能を保有しています。 強度が高く、構造的にも安心感のある屋根です。 遮光性、遮熱性、サビに強い屋根です。 一般に多用されている普及タイプの屋根です。太陽の光を透し明るいスペースをつくります。

※屋根ふき材は商品ごとに選ぶことはできません。

 
 
サイドパネル
ほこりや風、雨の吹き込みを防ぎます。
サポート
強風時にカーポートの強度を高める補助柱です。
(必要ない時は収納できます)