駐車スペースの表情・演出
 
車1台分の駐車スペースは約15u。台数が増えれば15u以上のスペースが必要となります。
この広いスペースを門まわりの一部として、生活機能の一部として有効に活用しましょう。
 
 
車を止めていても見える部分を優先的に考え、通行する人にも目につく部分の見栄えをよくします。門まわりと同じイメージでまとめる、あるいは駐車スペースのアクセントと考えてみましょう。
1.駐車していても見える部分 2.出庫して初めて見える部分
車が出庫した後、いちばん気になるのは、車が止めてあった広い床面。コンクリートの無機質さを残すのではなく、草目地や石板、レンガなどで床化粧を施して、見えない部分も手を加えましょう。
 
レンガと花を用いた例 花だんを設けた例
 
タイルを設けた例 石を敷いた例
 
 
少しでも彩りのある空間を求めるなら、使えるスペースはすべて活かします。タイヤがのらない場所、スペースの周縁部分などは、芝を植えてみるだけでも表情が大きく変わります。
タイヤがのらない場所に芝生を敷いた例 駐車スペースに接する隣地との
境界に塀を設ける例
 
 
ピッキングなどの被害が多発し、不法侵入が社会問題化しているだけに、駐車スペースにも注意が必要。駐車スぺースと道路の間にゲートを設置して、あらかじめ防犯策をとりましょう。デサインやサイズも豊富で、手動・電動などの機能も充実しています。

 

ゲート・引戸の選び方 敷地の条件、車の台数とともにゲートや引戸の収納スペースも考慮する必要がありますので、条件に合った開閉方法で選ぶことが基本です。
アップゲート(跳ね上げ式) 引戸
上げ下げの簡単操作で開閉できるタイプ。ゲートの折りたたみによるデッドスペースがなく、開口をフルに使えます。 安定した開閉と重厚感あるデザインが特長。開閉がスムーズなレール式や、開き戸付き、レールなしのタイプもあります。
エクスラインゲートV1型 エクスライン引戸1型
伸縮ゲート
垂直パンダ式
間口方向に伸縮して開閉するタイプ。商品のバリエーションが最も多く、変形敷地や傾斜地にも対応できます。
水平パンダ式
伸縮すると同時にパネルが開閉するタイプ。パネルのデザインも豊富です。
カミンゲート1型 エクスライン伸縮ゲート1型
人と車の出入口を一体化した引戸「広小路ゲート」は、引戸と開き戸が一体となったタイプ。
狭い敷地でも開口部を有効に使用できます。
広小路ゲートA1型
 
 
ゲートを設置しても、家の奥が見えてしまうと、侵入可能な経路がはっきりしてしまいます。門まわりの延長として、もしくは縁を切ってでも、駐車スペースの奥には仕切りや壁をつけて、敷地内への視線カットと侵入防止をしましょう。
  
 
車を駐車してから、ゲートを閉めて、わざわざ外へ回ってから玄関へという遠い道のりが面倒だという方は多いはず。そんな場合は駐車スペースと玄関をつなぐ通路が便利です。荷物が多い時、急な雨に降られた時も、すぐに家の中へ入れます。
 
【防犯対策】
 
●侵入者と感知してから照らさず防犯用の
  センサーライト
NW-100型 SL-55型
LA-30型太陽電池
〜電気工事不要〜
 
【フラワーハンギング】 【スペース活用】
●トレリスやパネルなどを利用すれば、
 カースペースに花や緑を飾ることができます
トレリス柱カバー
トレリスサイドパネル 木調柱カバー
●折り畳み式の物干しをつければ、
  雨の日も洗濯物が干せます。
物干しセット