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庭の条件にふさわしい ───
樹木を選ぶ |
土質・日照時間・陽当たり・近隣の環境などの諸条件を検討し、その庭にふさわしい樹木を選びます。 |
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植える面積と役割により ──
木を使い分ける |
庭木には、役割により主木・上木・下木と3つのタイプがあります。
主木…庭の中心となる木。マツ・スギ・ツゲなど
上木…樹木の大半を占める木。サクラ・ツバキ・サザンカなど
下木…主木、上木を引き立たせる木。ツツジ・サツキなど |
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周辺環境と季節に
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配慮すること |
陽 樹…日当たりを好む木 |
陰 樹…日陰を好む木 |
常緑樹…常に緑を絶やさな
い木 |
針葉樹…季節の変化が強く
表れる木 |
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石は和庭の重要アイテム。石の配置により美しさとスケール感が表現され、個性を演出できます。
石の役割と組み方の基本をおさえる必要があります。 |
●石の役割を決める
主石…物理的にも雰囲気的にも大きく、
イメージを決定する石。
副石…石組みのイメージをさらに効果的にする石。
添え石…主石に従属する石。 |
●組み方の基礎知識
・敷地の左右いずれかに重心を置く。
・庭の中心ではなく、周緑部に配置する。
・大きな石は1つか2つにとどめる。 |
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全体に安心感を与え、庭の雰囲気をひきしめます。 |
●水はけのいい土をセレクト |
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土中に過度の湿気がたまるのを防ぐため砂質土、または畑土と川砂をまぜ、下に砂利をひいて水はけをよくする。
庭になだらかな隆起をつくり、水はけをよくする。 |
●あまり日の当たらない場所を選ぶ |
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長時間日光が当たるとなかなか育たない。 |
●湿度の調整 |
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自然の湿度に任せておいて構わないが、うまく育たないときは夕方に散水する。 |
●通風防止 |
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風で湿気をさらわれてしまわないように、生垣、竹垣を設置して風の通り抜けを防止。 |
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雨などによるぬめりや、風による砂埃を防止します。庭の演出としても活用します。
最近では、海や波のイメージをつくる砂紋表現に人気があります。 |
砂や砂利は粒がそろっていて、その形も美しいものを選ぶのが基本です。場所とシーンにより、色も検討して、砂の使いわけをします。 |
落ち着いた庭‥・黒・茶褐色のもの
静謐な庭‥・白色のもの |
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庭全体に清涼感が漂う「なごむ空間」として大きな機能を果たします。しかし、池を設けるためには、ある程度のスペースが必要となります。 |
観賞目的にするのか、鯉や金魚などの飼育目的にするのかにより、使い方や設備が異なります。(※給排水のシステム、水質浄化のシステムなど、いずれも専門家のアドバイスが必要となります。) |
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